雨の日のAmazon Flexは、好んで取るものではないと思った。特に大雨の日はおすすめしない。
今回、実際に大雨の中で配達してみて感じたのは、雨の日は単純に「濡れるから大変」というだけではないということだった。スマホは濡れる。地図は見づらくなる。荷物は濡らせない。置き配もそのままでは置けないことがある。路面は滑る。夜なら対向車のライトが雨で反射して、視界もかなり悪くなる。
晴れの日と同じ感覚では配れない。だからこそ、雨の日に荷物量がしっかり減るなら、まだ仕事として成立すると思う。一件一件を慎重に配ればいい。
でも、荷物量が普段とほとんど変わらないなら話は別だ。危険と手間だけ増えて、報酬は同じ。これはかなりきつい。
今回の大雨オファーで、自分の中の雨の日に対する考え方はかなり変わった。
雨の日は荷物が少ないと思っていた
今回、自分は2連勤だった。前日は晴れで、広範囲エリアを64件配った。次の日もオファーを入れていたが、天気予報を見ると大雨だった。
普通なら避けたくなる天気だった。ただ、自分の中では雨の日のオファーに対して、そこまで悪い印象がなかった。今までは雨の日になるとレスキューへ分配されることが多く、荷物量がかなり少なかったからだ。
アプリでも、雨の日は荷物量が減るような案内を見たことがある。だから今回も、報酬自体はそこまで良くないが、荷物量が少ないなら悪くないかもしれないと思った。
大雨でも、荷物が少ないなら慎重に一件一件配ればいい。そう思っていた。
しかし実際はまったく違った。
実際は大雨で広範囲59件だった
実際に入っていたのは、広範囲エリアで59件。前日の晴れの日が64件だったので、件数だけ見れば少し減っているように見えるかもしれない。
しかし、大雨の日の59件は晴れの日の59件とはまったく違う。
雨の日は、配達そのものよりも「配達できる状態を維持すること」に手間がかかる。スマホを濡らさない。荷物を濡らさない。置き配を濡らさない。滑らない。見落とさない。事故らない。これを全部意識しながら、晴れの日とほぼ同じ件数を配ることになる。
正直、配達中は何度も途中で投げ出して帰りたくなった。荷物が多いから嫌だったというより、雨で危険も手間も増えているのに、普段とほとんど同じように配らなければならないことが嫌だった。
この日は、Amazon Flexそのものに対する嫌悪感も出た。今までは「大変だけど悪くない副業」くらいに考えていたが、この日の大雨オファーは少し違った。仕事として割に合わないというより、もうこれを好んでやりたくないと思うくらい嫌だった。
雨の日に一番困るのはスマホと地図
雨の日にまず困るのはスマホだった。
Amazon Flexはスマホを見ながら動く。次の配達先を確認する。地図を見る。到着処理をする。写真を撮る。完了処理をする。全部スマホでやる。
しかし雨の日は、そのスマホが濡れる。画面に雨粒がつくと反応しにくい。地図を拡大したいのに、うまく動かない。次の配達先を確認したいのに、画面が濡れて操作しにくい。荷物を持ったままスマホを拭くことになる。その間にも荷物が濡れそうになる。
晴れの日なら、車を降りて地図を見ながら歩ける。番地を確認しながら、次の家を探せる。でも雨の日はそれがやりにくい。
スマホを出しっぱなしにすると濡れる。画面も見づらい。結果として、車の中で確認してから降りることが増える。降りた後に迷うと、またスマホを見る必要がある。そのたびに濡れる。
これだけで一件ごとの時間が伸びる。晴れの日なら何でもない作業が、雨の日は一つずつ面倒になる。
荷物と置き配にも気を使う
雨の日は荷物にも気を使う。
段ボールは濡れると弱くなる。紙袋も濡れる。濡れた状態で置き配するわけにもいかない。車から玄関までの短い距離でも、雨が強ければ普通に濡れる。
晴れの日なら荷物を持ってそのまま行けばいい。でも雨の日は、荷物の持ち方から変わる。濡れないように持つ。なるべく早く運ぶ。置く場所を考える。軒下があるか見る。袋に入れるか考える。
置き配も、晴れの日なら指定場所に置いて写真を撮れば終わる。しかし雨の日は、そこに置いて濡れないかを考える必要がある。玄関前に屋根があればいい。でも軒下が弱い場所や、雨が吹き込む場所もある。
そのまま置いたら濡れると思えば、袋が必要になる。袋を出す。荷物を入れる。置く。写真を撮る。これだけで一件の作業が増える。
一件ならまだいい。それを何十件もやると、かなり重い。雨の日は、配達しているというより、荷物を濡らさないための作業がずっと増えている感覚だった。
路面と視界の悪さで危険が増える
雨の日は路面も滑る。階段も滑る。玄関前のタイルも滑る。駐車場の白線も滑る。急げば危ない。
でも荷物量が普段と変わらなければ、急ぎたくなる。ここがかなり嫌だった。
雨の日は本来、慎重にやるべきだと思う。滑らないように歩く。安全に停める。無理に急がない。それが必要になる。
しかし件数が普段とほぼ同じだと、慎重にやるほど時間が厳しくなる。安全にやるほど遅くなる。
夜の雨はさらに見づらい。対向車のライトが雨で反射する。路面も光る。ワイパーを動かしていても、視界がすっきりしない。番地や表札も見づらい。マンション名も見落としやすい。停車場所を探すだけでも神経を使う。
晴れの日の夜でも見づらいのに、雨が重なるとさらに疲れる。特に広範囲エリアだと移動も多い。運転する時間も増える。その中で雨、暗さ、対向車のライトが重なると、かなり神経を使う。
雨の日のアマフレは、ただ面倒なだけではなく危ない。
荷物量が減るならまだ成立する
雨の日でも、荷物量がしっかり減るならまだ分かる。
一件一件を慎重に配る。荷物を濡らさない。置き配は袋に入れる。滑らないように歩く。時間をかけて安全に配る。それなら雨の日仕様の仕事として成立する。
しかし、荷物量が普段とほとんど変わらないなら話は違う。
雨の日は一件ごとの負荷が上がる。晴れの日より時間がかかる。疲労も増える。危険も増える。それなのに件数も報酬もほぼ同じなら、単純に割に合わない。
今回の大雨59件で一番思ったのは、荷物が多いことではなかった。危険と手間が増えているのに、仕事量も報酬もほとんど変わらなかったことだ。
報酬が少し高くても微妙
雨の日はオファーが取りやすいこともある。報酬が少し高くなることもあるかもしれない。
しかし、荷物量が同じなら自分は積極的には取りたくない。たとえば9000円が12000円になったとしても、荷物量が普段と変わらないなら微妙だと思う。
3000円増えても、雨の日のリスクは大きい。転倒するかもしれない。車を擦るかもしれない。荷物を濡らすかもしれない。スマホ操作がうまくいかず時間がかかる。視界が悪い中で運転する。帰ってからも濡れた服や靴、雨具の処理がある。
そこまで考えると、少し報酬が高いだけでは割に合わない。晴れの日の9000円の方がまだいいと思った。
雨の日オファーを取る前に確認すること
今回の経験で、雨の日のオファーに対する考え方は変わった。
今後は、オファーを取ったらまず天気予報を見る。そして前日にも確認する。大雨予報ならキャンセルを考える。特に夜の大雨は避けたい。
雨の日に荷物量が減る保証はない。自分は今まで雨の日は荷物量が少ない印象を持っていた。しかし今回のように、大雨でも普段とほぼ変わらない件数が入ることがある。
だから、雨の日は報酬だけで判断しない方がいい。
確認したいのは、大雨予報ではないか、夜配達ではないか、広範囲エリアになりそうかといった点だ。また、雨具や置き配用の袋、タオルなどの準備ができているかも重要になる。スマホをすぐ拭ける状態にしておくことも欠かせない。
そして何より、「荷物量が減らない前提でもやる価値があるか」を考えておいた方がいい。そこを考えずにオファーを取ると、想像以上にきつい配達になる。
雨の日のAmazon Flexは好んで取らない
雨の日のAmazon Flexは、荷物量が減るならまだ成立する。しかし荷物量が普段と変わらないなら、危険と手間と疲労だけが増える。
自分は今回の大雨59件で考えが変わった。
今後、雨の日のAmazon Flexを好んで取ることはない。取ったとしても、天気予報を確認する。前日にも確認する。大雨予報ならキャンセルを考える。
雨の日のAmazon Flexは、荷物量が減るかどうかでまったく別の仕事になる。荷物量が減らないなら、少なくとも自分には割に合わない。
今回の大雨オファーは、ただ疲れたというより、Amazon Flexに対する嫌悪感が出るくらいきつかった。
だから次からは、雨の日のオファーを報酬だけで判断しない。大雨なら、取らない。取っていても、前日にキャンセルする。それくらいでいいと思った。
