Amazonフレックス夜間配送体験記|N-VAN e:で挑む初めての夜ブロックとEV走行データ

夜の住宅街に停車するEV Honda N-VAN e:。ヘッドライトが静かに光り、濡れた路面が街灯に反射している。

🟢 前回の記事:

前回の初挑戦から2週間。
再びAmazonフレックスのオファーを受け、今度は夜のブロックに挑戦した。
使用車両はEVのN-VAN e:。
今回は「夜間配送の現実」と「EVの電費データ」を中心に、体験をまとめる。

暗い住宅街を走るときの緊張感、バッテリーの減り方、そして終わってから感じた不思議なすがすがしさ。
副業としてのアマフレと、EVで働くリアルを記録しておく。

目次

夜ブロックに初挑戦(16:45〜21:45)

夕方の道路に停車するN-VAN e:。17時台の西日が車体を照らす、Amazonフレックス夜間ブロック出発直後の様子。
夕暮れに出発。今回は初めての夜ブロック(16:45〜21:45)に挑戦した。

今回も同じステーション、だけど時間は夕方16:45〜21:45の夜ブロック
暗い時間帯にやるのは初めてで、正直ちょっと怖かった。

気温は21度。少し肌寒いけど、EVにはちょうどいい。
暖房も要らず、静かな夜の空気の中でN-VAN e:を走らせるには理想的な季節だった。


N-VAN e:のメーターパネルに表示された航続可能距離230kmと平均電費7.7km/kWhの表示。
出発時の航続可能距離は230km、平均電費は7.7km/kWh。バッテリーは満充電。

ステーション到着、雰囲気は同じでも中身は違った

15分前に着くと、今日は女性スタッフ。
「22時で閉めるから、未配あっても21:45には戻って」と淡々と言われる。
……前のスタッフは「多少遅れても配り切った方がいい」と言っていたのに。
時間すぎてもマイペースで最後まで配るつもりだったが、いきなり予定が狂った。

どちらが正しいのかは分からない。
ただ、今日は言われた通りにするしかない。

荷物は79個・配達先は60か所。
近くのドライバーに「ナーサリー(新人)でその数は多いね」と言われて緊張した。
しかも今回はレスキューなし。
配り切れるだろうか。

積み込みと準備で感じた成長

N-VAN e:の助手席横に並べられたAmazonの荷物。封筒や段ボールを効率よく積み込んだ様子
助手席横のオリコンに封筒や小型荷物を整理して積み込み。前回より段取りが整ってきた。

マップを開くと、ステーション付近のエリアでピンが密集していた。
近場か、なんとかなるだろうか。

荷物を積み込む。今日はアマゾンのボックスが4個と、バラの重たい飲料が3つ。
最初のブロックのボックスだけをバラして積み込んだ。

前回の反省を活かして、
ポスト投函サイズの封筒は番号順に並べて助手席のオリコンへ
次に配る荷物だけじゃなく、「次の次」まで準備しておくようにした。

配送中は常にアプリを操作しているため、スマホのバッテリーがすぐ減る。
前回は数時間で50%を切り、一件配るたびに充電ケーブルを抜き差ししていた。
この時間ロスをなくすため、マグセーフのワイヤレス充電に変更
これが予想以上に快適で、ケーブルの煩わしさから完全に解放された。
アプリを使い続けていても、バッテリーはほぼプラマイゼロで安定していた。

夜の道は静かで、でも怖い

夜の道路でリアゲートを開けたN-VAN e:。荷室に積まれたAmazonの段ボールがライトに照らされている。
暗い住宅街での積み下ろしは緊張の連続。狭い道と行き止まりに神経を使う。

今回のエリアは、道がとにかく狭かった。
しかも行き止まりが何か所もあり、夜間で周りがよく見えない。
荷物で後方の視界も塞がれていて、運転にはかなり神経を使った。

ナビも無茶なルートを案内してきて、「ここ車通っていいのか?」という道ばかり。
一台ギリギリ通れる幅の道路が多く、対向車が来たらアウト。
もし行き止まりだったら、バックで戻れる自信はない。
正直、かなり恐怖を感じた。

今回は基本的に置き配だったが、アプリの操作はまだぎこちない。
それでも、前回よりはスムーズに進められたと思う。

今回の辛かった部分:
・新築住宅はピンが曖昧で、表札がないことが多くタイムロスが大きい。
・置き配不可の家では、インターホンを押しても出てこないことがあり、電話でようやく応答があった。
・夜は視界が悪く、荷物の宛名確認にもライトが必要。
 手持ちライトでは不便なので、次回はヘッドライトを導入する予定。
・道が狭く、バックカメラがあっても暗闇では見えづらい。
 車をぶつけなかったのは運が良かったと思う。
・すれ違えない道路では駐車にも苦労し、少し離れた広い場所に停めて歩くことも多かった。
・到着後、スキャン → 住所確認 → 地図確認という一連の動作にまだ慣れておらず、時間を取られた。

土曜の夜間は想像どおり車が少なく、移動自体はスムーズだった。
ただ、視界が悪いことで配送先を見つけるのが難しく、結果的に昼間よりも時間がかかった。

結果と配送データ

Amazonフレックスのルート画面。19件のロケーションと41件の完了、19件の未配を示す配送データ。
結果は41件配達・19件未配。夜間ブロックの難しさを実感した。

結局、41件配達して19件未配。
21:30まで粘って、21:45に帰還。
19件未配でも特に何も言われず、「この台車に戻しておいて」とだけ。
「今日は外れの日だったね」とスタッフに言われた。
土日はみんな出勤したくないようで、レスキューが少ないらしい。
慣れるまで土日は避けようと思う。

それでも前回よりはずっと動けた気がする。
慣れてきた部分もあるし、段取りを変えた効果も感じた。

EVの実測データと電費の記録

N-VAN e:の車両情報アプリに表示されたバッテリー残量58%と航続可能距離127kmの画面。
帰宅後のバッテリー残量は58%、航続可能距離は127km。約79km走行しても電費は安定していた。

今回のN-VAN e:は79km走行した。前回とほぼ同じ距離だ。
通勤で約54km走っているので、配送で使ったのは5時間で25kmほど。
帰宅時のバッテリー残量は58%、航続可能距離は127km。
前回は1時間短くて64%残っていたから、1時間多く走っても消費は6%程度に抑えられている。

アイドリングで燃料を消費する概念がEVにはないため、長時間の稼働でもロスが少ない。
通勤を含めて約7時間走ってもまだ58%残っているのは、実用面で非常に優秀だと感じる。

走行時も停車時も静かで、夜の住宅街でも気を使わずに走れるのはEVならではの強みだ。
夜間の配送中はヘッドライトと室内灯を点け、途中から寒くなってシートヒーターを使用したが、電費は安定していた。

常にBレンジで走っているが、ストップ&ゴーが多いエリア配送では回生ブレーキによる充電も加わり、バッテリーの減りはほとんど気にならない。
高速巡航は苦手でも、街中の短距離配達ではEVの効率は非常に高いと感じた。

体を動かしているのでエアコンの暖房は不要。
シートヒーターは消費電力も少なく腰だけ温まるのが良い。これがあれば冬も問題なさそうだ。

ただ、充電スポットがまだ少なく、ガソリン車のように数分で燃料補給できないのは課題だ。
今後のインフラ整備に期待したい。

一方で、燃料代(電気代)は圧倒的に安い。
今日42%消費して79km走ったが、電気代はわずか205円。
ガソリン車なら4L以上は使っていたはずだ。
ガソリンスタンドに寄る必要もなく、そのまま帰宅して充電するだけ。
この気楽さが、EV配送の大きな魅力だと思う。

夜の住宅街で感じたEVの静けさ

今回も閑静な住宅街中心だったので、EVは静かで気を使わなくて良かった。
夜の住宅街を走るとき、ロードノイズとモーター音だけがかすかに響く。
エンジン音や振動がないと、夜の空気の冷たさや路面の手ごたえがよくわかる。
静かなEVは、夜の運転がとても気持ちよかった。

改善と気づき

N-VAN e:のフロントガラスに取り付けたクアッドロックのマウントヘッドを、マグセーフ対応の充電ヘッドに交換した様子。
クアッドロックのヘッドをマグセーフ対応に交換。ケーブルの抜き差しが不要になり、配達時の操作が格段にスムーズになった。

封筒を番号順に並べると、探す時間が激減した。
「次の次」を先に準備しておくと、流れが途切れない。

マグセーフ充電は、ケーブルの抜き差しという小さなストレスを一気に解消し、作業効率が上がった。

バックランプの暗さは命取り。
翌日すぐにLEDバックランプを注文した。

配達は効率を整えるゲームみたいだ。
車や道具を少しずつ整えていくのが、単純に楽しい。

終わってみればすがすがしい

正直、配送の途中では何度も「もう全部は配り切れない」と思った。
道は狭く、夜は暗く、行き止まりも多い。
ようやく着いても家が分からないことが続き、精神を削られていった。
間に合わない焦りもあり、「もうやりたくない」と本気で思った。

けれど不思議なことに、終わってみると気分はすがすがしかった。
淡々と目的地を目指し、タスクを一つずつこなしていく感覚は心地いい。
筋トレと有酸素運動を合わせたような作業、体を動かし続けることで
健康にもメンタルにも良いのだと思う。

「次はここを改善しよう」と思える点も見つかる。
そうなると、もう一度やってみようという気持ちになる。

そして、やはり自分ひとりで、自分の裁量でできる仕事は本当にストレスがない。
給料も、初心者でも今回は5時間で9,000円。
やりたいときにオファーを入れ、気が向かなければキャンセルも自由にできる。
これだけ自由度が高く、成果がわかりやすい副業はなかなかないと思う。

次に向けて

次は、LEDバックランプとヘッドライトを装備して夜道の不安をなくす。
拠点の選び方やオファーの受け方も見直したい。

初心者は、DやMから始まる拠点を選ぶようにという公式アナウンスがあった。
自分が選んでいたのはOの拠点。
放任気味だったのも納得した。

さらに、オファーを受けてから24時間以内に始まるブロックを選ぶと、初心者向けに荷物の配分を組み直せないという。
自分はいつも前日の夜に次の日のオファーを受けていた。
だから荷物が多かったようだ。

次回はその二点に気をつけて、
Dのステーションで一週間後のブロック(17:30〜22:30)を予約した。

荷物の量の変化、Dステーションの対応、
そしてバックランプやヘッドライトの使用感も楽しみだ。

完璧ではないけれど、確実に進化している。
焦らず、また一歩。

評価が下がった日

Amazonフレックスの評価画面。『良い』から『普通』に変化した様子を示すスクリーンショット。
数日後、「良い」から「普通」に評価が下がった。未配の影響だろうか。

数日後、アプリを開くと評価が「良い」から「普通」に変わっていた。
毎日見ていたが、ずっと「良い」のままだったので、少し驚いた。
初心者だから未配は大目に見てもらえたのかと思っていた。
どうやら、そんなに甘くはなかったようだ。

評価が下がるというのは、やっぱり気分のいいものではない。
次は配り切って、また「良い」に戻したい。

Amazonからのアラートメールが届く

さらに数日後、Amazonからお叱りのメールが届いた。
未配なのにリーズンコードで報告をしていないため、今後の配達資格に影響するとのことだった。

Oステーションでは「時間内に戻るように」と指示があり、返却後に「アプリをログアウトするように」と案内されたため、当時はリーズンコードの存在を知らなかった。
初めての未配だったが、こうして正式に記録されることで初めて正しい手順を知ることになった。

未配時はどんな指示があっても、アプリ上で理由を選択して報告することが重要だ。
今回はメールを返信して事情を説明したところ、Amazon側で記録を修正してもらえた。

Oステーションの対応は、評価への影響を理解していなかったのか、あるいは新人への配慮が欠けていたのかは分からないが、少し無責任に感じた。
結局のところ、自分の身は自分で守るしかない。個人事業主は誰も守ってくれない。
慣れるまでは、対応が安定しているDやMのステーションを選んだほうが安心だ。

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