【第8部】LEVO補助金交付〜報告編|補助金入金・ステッカー・走行データ報告の流れ

LEVO補助金の申請から約3か月。
すべての書類提出を終え、ようやく交付額が確定。
この記録では、実際の入金確認とその後の走行データ報告までをまとめています。

目次

補助金確定通知のメールが届く

完了実績報告書の提出から、ちょうど1か月後。
LEVOから交付額確定通知書のメールが届いた。

内容を確認すると、申請どおり満額で補助金が確定していた。

書類が多く途中で面倒になることもあったが、ここまで来るとようやく終わりが見えた。

添付ファイルは2種類:走行データと財産処分

メールには、「交付額確定通知書」のほかに「事業報告書(走行データ報告書)ご提出のお願い」と「財産処分に関する注意」の2つのファイルが添付されていた。

走行データ報告書の提出ルール
▲ LEVO公式フォーマットの走行データ報告書

補助金を受けた人は、2年間にわたり走行距離と稼働日数を定期的に報告する決まりになっている。
初年度は3か月ごと、2年目は半年ごとに提出する。

LEVOのサイトから書式をダウンロードし、記入したPDFを指定のメールアドレスに送信するだけで完了する。

なお、走行していない月も「0km」と記入して提出する必要がある。

財産処分の制限について

自分の車両は N-VAN e: のため、「2トン以下」に該当する。

この区分では3年間の処分制限が設けられており、
期間内に手放す場合は事前に承認を受けなければならない。

承認を得ずに処分した場合は、補助金の返還を求められる可能性があるため、
3年間は事業用として使用することになる。

郵送で届いたステッカーと案内

それから5日後、LEVOから郵便が届いた。
中にはステッカーと案内文書が同封されていた。

ステッカーは思ったよりも大きく、かなり目立つ。
シンプルな外観が好きな自分としては少し抵抗があるが、補助金を受けた以上、貼らざるを得ない立場だ。
案内文書には、「車両の前面・後面・側面など、外部から視認しやすく、法律違反にならない任意の場所へ明示すること」と記載されており、これは第8条第14項で定められているという。
つまり、補助金を受けた者はステッカーの掲示が義務づけられているということだ。

補助金の入金

交付額確定通知からおよそ10日後、補助金が銀行口座に振り込まれた。

本当に1,329,000円が入金されていた。

申請中は書類ばかり見ていたので実感がなかったが、実際に入金されると補助金の大きさを改めて感じた。

この時点でようやく、N-VAN e: の購入にかかった実費と補助金の差額が明確になった。
車両価格はオプション込みで約330万円。補助金132.9万円を差し引くと、実質197万円台となる。

EVとしては破格だ。
ガソリンモデルの N-VAN FUN ターボ新車よりも安く購入できたことになる。
制度を正しく活用するだけで、これほどコストを抑えられることに改めて驚いた。

※現在は補助額が変更されているため、同じ条件にはなりません。

走行データ報告の準備

これで補助金申請に関する手続きは、ひとまずひと段落となった。

今後は2年間にわたり、定期的に走行データを報告する必要がある。

ダウンロードした報告書様式に、毎月末の走行距離と使用日数の合計を記入し、四半期ごとにメールで提出するだけでよい。

ただし、EVをまったく使用しなかった月は「0」と記載するだけでは不十分で、使用しなかった理由も合わせて記載しなければならない。

提出期限を忘れると面倒なので、自分はカレンダーアプリに登録している。

なお、報告は自己申告形式だ。

証拠資料の提出は求められていないが、走行距離や使用日数くらいは普段から簡単に記録しておいた方が後で楽だと思う。

走行データ報告書の提出手順

LEVO公式サイトから「走行データ報告書」をダウンロードする。

記入欄に以下の項目を入力する。

・車体番号/登録番号
・走行距離(km)
・稼働日数(日)
・申請番号/管理番号/氏名/電話番号

記入を終えたらPDFに変換し、LEVO事務局へメールで送信する。

実際の記入例や送信メールのひな型、提出時の注意点については、有料noteで詳しくまとめている。

提出から数日後

報告書を送付してから5日後、LEVO事務局から受理のメールが届いた。
自分は走行距離も稼働日数も少なかったため、何か指摘されるのではと少し不安だったが、
メールには「引き続きよろしくお願いします」とだけ記されていた。

きちんと期日を守って提出していれば、特に細かく問われることはないようだ。
その点が分かり、ほっとした。

この報告書は3か月ごとに上書き提出を繰り返し、
年度末には「事業報告書」をまとめて提出する。
それを2年間継続すれば、LEVO補助金事業としての報告義務はすべて完了となる。


今後に残るもの

手続きはすべて終わったが、走行データを自分で記録する習慣はこれからも続けていく必要がある。
とはいえ、事業で使用した運行記録やワットチェッカーのデータを経費計上しているため、
そのついでに記録しておくだけで十分だ。
稼働日数と走行距離の合計を書くだけなので、特に手間ではない。

まさか自分がEVを買うことになるとは思っていなかったが、結果的に良い経験になった。

その後Amazon Flexでも活用したが、想像していた以上に実用的だった。
荷室幅の狭さなど気になる部分はあるものの、実際の配送業務でも十分使うことができた。
冬場の航続距離には多少気を使うが、日常利用も含めて大きな不満はない。

せっかく手に入れた車なので、これからも大切に乗っていきたい。

地方ではまだ充電インフラが十分とはいえず、不安がまったくないわけではない。
それでも、EVという未知の乗り物を体験すること自体が新鮮で面白い。
エンジン音のない静かな走りは快適で、ガソリンスタンドに行かなくてもいいのも楽だ。
何より、ガソリン車の4分の1ほどのコストで走れるため、維持費がかからないことが心に余裕をもたらしてくれる。
補助金を含めた総コストを考えると、ガソリン車では到底届かない水準に収まる。

LEVO補助金の申請は大変だったが、この経験がブログを続けるきっかけにもなった。
そして最後までやり遂げたことで、確かな自信が得られた。
これからも、自分の手で試し、経験したことを記録として残していく。

🟢関連記事 【LEVO補助金減額でEV軽商用車はどう変わったか|2026年版】

N-VAN e:の補助額は132.9万円から78.2万円へ減額。

一方でeエブリイ、eハイゼットカーゴ、eアトレーなど新型EV軽商用車が登場し、補助金は100万円となっている。

2026年現在の補助金制度と車種比較についてまとめた。

目次