【第6部】黒ナンバーにしたら保険が別物だった|LEVO補助金と任意保険の落とし穴

黒ナンバーにしたら事業用の自動車保険に登録しなければいけない。

自分はずっとネット専用の保険会社を使ってきた。
旅先でバイクが故障したときもレッカー対応や帰りの旅費まで出してくれて、料金も非常に良心的。
だから当然、N-VANの保険もそこでいくつもりだった。

そのために車を手放したときに作った 20等級の中断証明書 を大事に保管していた。

ところが、
電話で「事業用に切り替えて再開したい」と伝えると──
「当社では事業用の取り扱いはありません」とのこと。

えっ。断られた。
そんなことあるのか。

パニックになり、
家を建てたときから火災保険でお世話になっている保険代理店に相談したら、
「おすすめのいい保険があるんですよ」と言われ、見積もりを作ってくれることになった。

ついでに等級の引き継ぎも確認してもらった。
しかし答えは ノー
新車で黒ナンバーにする場合は、基本的に 6等級スタート になってしまう。
もし黄色ナンバーで既に車を持っていて、それを黒ナンバーに変更する流れなら引き継ぎできるらしいが……自分はそれに当てはまらなかった。

これは結構予想外だった。
せっかくの20等級を生かすことができないのか。
LEVOの補助金をもらうには、黄色ナンバーに登録した時点でアウト。
どうしよう。

CEV補助金でも50万以上もらえる。
まだ路線変更は間に合う。

だけど自分は車を経費にしたい。
それにアマゾンフレックスの選択肢も消える。

やはり黒ナンバーにした方がいい。


ネットでも調べてみたけど、事業用を扱うネット保険はほとんどない
あっても聞いたことのない会社ばかりで怖い。比較的大手っぽいのはせいぜい2社。
ネットで即見積もりできるところもあったので、出してみた。

そこで出た結果を見て、想像のはるか上の金額にびっくりした。

👉 詳しい見積もり金額や保険会社ごとの比較は、ここでは割愛。
実際の金額やどこを選んだかは、有料note(作成中)にまとめます。


心が折れそうになった。
でも結局黒ナンバーにしないといろいろできなくなる。
なんだか得なのか損なのかわからなくなってきた。

白ナンバーにした場合と黒ナンバーにする場合を比較して考えた。

白ナンバーのメリットは
「事故を起こした場合の国への報告義務がないこと」
「任意保険が安いこと2年ごとの講習を受けなくてもいいこと」
確かに気は楽。

だけどやはり黒ナンバーを選ぶことにした。
補助金の金額も大きい。車の購入費も経費、保険も車検もメンテも経費。節税を視野に入れたら間違いなく有利。
それよりもやはり、一連の手続きや流れを体験して、自分の知識として得ることに価値があると考えた。
なのでLEVOの方向で進むことに決めた。

そして実際に保険の見積もりを比べてみて、さらに学んだことがある。
結局ネットで調べずに人任せにするということは、お金を人件費分多く払うことになる ということ。

「安心だから」「事故した時ネット保険ではひどい目にあいますよ」──そんなことはない。
不安をあおる商売に負けてはいけない。

なので比べるにしても、ネット保険などの見積もりをあらかじめ出して把握しておくことで、
言いくるめられてしまうのを防ぐことができる。

👉 [保険見積もりはこちら](工事中)

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次回【第7部】へつづく

次回は「LEVO補助金申請編」。
車を買っただけでは終わらない、さらに複雑な書類とタイミング管理。
実際に直面したリアルをまとめていきます。

この記事を書いた人

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