N-VAN e: は乗用車寄りのスタイルをしているが、カテゴリとしては軽バン。
そのため防音はほぼされていない。
自分の車両は N-VAN e:FUN。
EVなのでエンジン音は無い。聞こえる音は、周りの車の音や人の声、モーターの高周波音、そしてロードノイズや風切り音。
この中でロードノイズがかなりうるさい。
体感でも、60km/h程度で「うるさいな」と感じるレベルになる。
ラジオや音楽をかけていても、走行中はボリュームを上げないと聞こえなくなる。
オーディオ側でロードノイズに応じて音量を上げる設定をしていても間に合わない。
それで停車すると音量が大きすぎるので下げる、という状態になる。
人を乗せて走ると静かに会話することは不可能。怒鳴り合いになって疲れる。
少し静かにしようと思い、デッドニングを考えた。
業者に頼むと高い。DIYでどこまでいけるか
専門業者に依頼すると結構な金額がかかる。範囲によって 10万円以上 かかったりする。
ただ、やっていることは基本的に 制振 と 吸音 なので、DIYでもある程度再現できる。
ノウハウや手間賃、完成度のために任せるのも良いが、
自分でやれば相当安く、それなりに効果が得られそうだ。
現在の騒音を測定してみた
走行中の騒音がどれくらいなのかを確認するため、スマートフォンの騒音計アプリで測定してみた。
スマホはダッシュボードのスマホホルダーに固定し、通常走行中の状態で記録している。
結果は以下の通り。

- 平均騒音:約75dB
- 最大騒音:約80dB
- 周波数ピーク:約111Hz付近
この数値を見ると、軽バンとしては特別異常ではないものの、一般的な乗用車と比べるとやはり車内は騒がしい部類に入る。
ちなみに停車中、ラジオのちょうど良い音量を測ると 50dB程度。
走行中はロードノイズにかき消されて、ほとんど聞こえなくなる。
111Hzピークから見える原因
今回の周波数ピークが約111Hzだったことから、騒音の主な原因は次の可能性が高い。
- タイヤのロードノイズ
- タイヤハウス周辺の鉄板共振
- 荷室の空洞反響
つまり、N-VANの構造的に音が入りやすい リアタイヤハウスや荷室周辺 が主な騒音源になっている可能性が高い。
なぜN-VANはうるさいのか(構造)
軽バンの構造はこうなっている。
- 鉄板が薄い
- 隙間が多い(気密が低い)
- タイヤが近い
- 屋根が広い
- 荷室の箱空間が広く、巨大なロードノイズスピーカーになりやすい
- 鉄板の上にプラスチック内張り、または鉄板むき出し(防音材が少ない)
次は「6000円デッドニング」でどこまで変わるか
次回は、制振材と吸音材を使って、ロードノイズをどこまで下げられるかを試す。
施工場所は リアタイヤハウス/荷室。材料費は約6000円で揃えた。
