【第7部】LEVO補助金申請編──まずは電話と識別番号から

黒ナンバーの申請書類を作っている最中だったが、同時にLEVO補助金の申請も進めなければならない。
なぜなら、LEVOの書類の中には「黒ナンバーを取得する日」を記入する欄があるからだ。

まずはLEVOに電話

正式名称は「一般財団法人 環境優良車普及機構 令和6年度補正予算 商用車等の電動化促進事業」。
補助金の窓口に電話すると、物静かな男性が出た。

「LEVOの補助金を申請したいのですが、まだ間に合いますか?」

答えはあっさり「全然大丈夫です」。
意外と申請者は少ないのかもしれない。

補助対象の事業者は7項目あるとのこと。
詳しくはLEVOのホームページに掲載されている。
自分はAmazonフレックスもやる予定なので「貨物自動車運送事業者」に該当なのでそれで申請することにした。

必要書類の多さに驚く

必要な書類を聞くと、とにかく数が多い。数枚どころではない。
まずは「識別番号」を発行し、その後「交付申請書」を作成。
車両を購入したあとは「完了実績報告書」を提出しなければならない。
更に補助金給付後も走行データを定期的に報告しなければならない。

しかも、まだエクセルのひな型が整っていないらしく、PDFをダウンロードして手書きかPDF編集で入力してメールするしかないと言われた。
印刷して手書きで書き込む方法もあったが、あえてPDFに文字を打ち込んでいった。字が下手なので、きれいに整うと自分も気持ちいいし、相手にも見やすいはずだ。
それを印刷して郵便申請とPDFにしてEメールの2つのやり方があるが、
郵送料も払いたくないし郵便局行くのも手間だし遅すぎる、メールなら秒で届くんだからEメール申請一択。

一応、記入例はある。
でも書く欄が結構多い。
少しずつ確認しながら1枚仕上げるのに神経をかなり使うので、
1日1枚作ったら嫌になる。終わるとどっと疲れる。
それでもやり続けないと。

充電設備の申請は別部署

車両だけでなく、充電設備も補助対象にできる。
補助対象の充電設備の一覧はコチラ
これを見ると製品によって補助金の額が変わるから高性能のものを入れた方が補助金の恩恵は高いと思う。
補助率は1/2と書いてある。
全額は出ないのか。
200Vの配線を分電盤から持ってくる工事費もかかってくるし悩むところ。
だけど導入する予定なら補助金を使うべき。

こちらは別部署に電話すると、今度は女性が対応してくれた。
提出書類はさらに増える。電気工事業者の見積もりを2社分用意し、安い方で申請する仕組みらしい。

ゆっくり商品を選びながらどうするか考えることにしよう。
安く済ませるか、補助金を有効活用して「V2H」にしてしまうという手もある。
自分は太陽光は取り付けていないが、V2Hを導入し、
深夜電力で充電したEVで高い昼間の電気代を補ったり、
災害時にEVが蓄電池代わりになるのも強い。
いろいろと使い方に幅が広がって面白い。

見積もりしてみたい場合はこちらからどうぞ。

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思ったより手間がかかるが…

正直「黒ナンバーよりも、ずっと大変」と感じるくらい書類が多くて戸惑う。
だがその分、補助金は132万9000円。
これだけの金額が動くから、手続きが細かいのは当たり前か。

1枚1枚進めるごとに、少しずつゴールに近づいている感じ。
手間は大きいけど、一人で出来ないほどではない。
これをやるだけで大きな補助金を貰えるのだから仕事と考えたら超高単価だ。
頑張る価値はある。
焦らず確実にやっていこう。

👉 具体的な書類リストや、記入の注意点・スケジュールの組み立て方や、
実際にどんな書類をどうそろえればいいかは、有料noteに整理してまとめる予定。

また、自宅での100V・200V充電設備の導入についても、別記事で体験をまとめる予定。
補助金との組み合わせでどこまで得になるのか──こちらも書いていこうと思う。


🟢 次回予告
ここまでで「黒ナンバー」と「LEVO補助金の申請準備」までの流れは終了。
次は実際に「補助金交付決定」から「入金」までの記録をまとめる予定。

この記事を書いた人

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