この記事では、実際に私がLEVO補助金を申請した際の「電話での問い合わせ」「識別番号の取得」「必要書類の準備」までの流れをまとめています。
N-VAN e: を商用車登録(黒ナンバー)する予定の方に向けて、申請時の注意点も具体的に紹介します。
LEVO補助金とは?
正式名称は、「一般財団法人 環境優良車普及機構(LEVO)」が実施する、令和6年度補正予算「商用車等の電動化促進事業」。
電気自動車(EV)や充電設備を導入する事業者に対して、購入費用や設備費の一部を補助する国の制度となっている。
まずは電話で確認|申請期限と対象事業者
黒ナンバー手続きを進めている途中だったが、同時にLEVO補助金も進めなければならない。
交付申請書には「黒ナンバー取得予定日」を記入する欄があり、スケジュールが連動しているためだ。
窓口に電話すると、落ち着いた口調の男性が対応してくれた。
申請期限を確認したところ、「全然大丈夫です」との回答。
思いのほか申請者が少ない印象を受けた。
補助対象の事業者区分は7種類あり、その中から該当するものを選ぶ。
私はAmazonフレックスを行う予定のため、「貨物自動車運送事業者」での申請となる。
詳しくはLEVOのホームページに掲載されている。
識別番号の取得と必要書類
必要書類を確認すると想像以上に多い。
まずは「識別番号」を発行し、その後「交付申請書」を作成。
納車後は「完了実績報告書」の提出が必要で、補助金交付後も走行データ報告が求められる。
少しずつ確実に進めるしかない。
書類作成のコツと提出方法
現時点ではExcelの入力フォームが整っておらず、PDFを使って手書きまたはPDF編集で入力する。
私の場合はPDF上に直接入力し、整った文字で仕上げることにした。
提出方法は2つ。
・郵送(時間もコストもかかる)
・メール送信(担当者の推奨)
記入例はあるが項目が多く、集中力を使う。
1日1枚仕上げるだけで結構疲れる。
それでも1枚ずつ進めれば必ず終わる。
充電設備の補助申請は別部署に注意
補助対象の充電設備の一覧はコチラ
EV本体と充電設備は申請窓口が異なる。
充電設備担当に電話すると、今度は女性が対応してくれた。
申請には工事業者2社の見積書が必要で、その安い方が基準となる。
補助率は原則1/2。
分電盤から200V配線を追加する場合は工事費も対象。
高性能なV2H設備なら災害時の蓄電にも役立ち、深夜電力を活用した節約効果も期待できる。
どの設備を導入するかは、家の使い方に合わせて慎重に検討する必要がある。
見積もり依頼は無料。
検討するなら早めに進める方が効率的だ。
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まとめ:132.9万円の価値は大きい
正直書類は多く、神経を使う。
しかし、N-VAN e: の場合は補助金が132万9000円。
ここまでの金額が動くので、手続きが厳密なのは当然だと感じる。
1枚クリアするごとにゴールへ前進している実感がある。
個人でも十分対応でき、高単価の仕事として取り組む価値がある内容と断言できる。
有料noteの案内(LEVO補助金132.9万円申請マニュアル|図解と記入見本で完全実務対応)
LEVO補助金132.9万円を実際に獲得した際の申請手順を、
「交付申請書」「完了実績報告書」「走行データ報告書」まで網羅的にまとめています。
・各書類の記入例(PDFベース)
・進行スケジュール表
・提出メールの文面例
・黒ナンバー申請との同時進行方法
再現可能な実務情報に絞って整理した内容です。
N-VAN e: の事例ですが、多くの車種で応用できます。
補助金額は車種によって異なり、最新情報はLEVO公式サイトの補助対象車一覧を要確認。

🟢【第8部】LEVO補助金交付〜報告編|132.9万円の入金と走行データ提出までの記録へ続く
LEVO補助金は、交付決定で終わりではない。
実際の入金確認と、その後の定期的な走行データ提出までが補助事業の範囲となる。
次回は、132.9万円が入金されるまでの具体的な流れと、報告書類の提出記録をまとめる。

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補助金との組み合わせでどこまで得になるのかどっちが正解か検証してみました。


